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国際女性デー2016 「ラオスの子ども図書館活動から見る女性のエンパワーメント 」

ラオスの子ども図書館活動から見る女性のエンパワーメント

2016年3月5日(土)男女共同参画センター横浜(フォーラム) ホール

主催:
国連ウィメン日本協会よこはま
共催:
男女共同参画センター横浜(フォーラム) 
後援:

NPO法人 国連ウィメン日本協会、神奈川新聞社

tvk(テレビ神奈川)、(一社)国際女性教育振興会神奈川県支部
ちらし
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オープニング  フルートアンサンブル ティンカーベル

講演「ラオスの子ども図書館活動から見る女性のエンパワーメント」
安井清子さん (エッセイスト、ラオス 山の子ども文庫基金代表)

国際女性デー記念イベントは、今年で9回目を迎えます。
オープニングは、艶やかな春を感じさせるフルートアンサンブル
ティンカーベルの皆さんによる演奏で幕を開けました。



フルートアンサンブル ティンカーベル

講師の安井清子さんは、タイのラオス難民キャンプの頃から30年もの間、ラオスの少数民族であるモン族を支援、図書館を設立し、子どもたちのための図書館活動に携わってこられました。現在もラオスに在住し、モン族の民話記録や図書館運営をなさっています。今回は、その体験に満ちた講演をたっぷり伺うことができました。

ラオスのモン族には文字がありません。初めの頃、言葉の通じない子どもたちに絵本の読み聞かせを身振り手振りで行い、子どもたちとのやり取りの中で安井さん自身もモン族の言葉を習得していったそうです。その時に行った「おおきなかぶ」の読み聞かせの再演や、モン族の子どもたちの映像も交え、安井さんの体当たりで、滋味にあふれたお話は、参加者の心に染みわたりました。
     
 安井清子さん                   ラオスの子どもたちが作った刺しゅうの絵本


今回のイベントでは、深瀬初枝さんに講師の安井清子さんをご紹介いただきコーデネイトしていただきました。
深瀬さんには、日頃ウィメンショップにラオスのグッズを届けてくださるなど大変お世話になっています。

寄稿
                      ラオスに魅せられて            深瀬初枝
私は2006年からラオスの子どもたちへの読書支援活動に携わってきました。その中で安井清子さんの存在を知り、応援をさせていただくようになりました。今回、国際女性デー講演会に安井さんを講師としてご紹介することができました。なるべく多くの方々にラオスを知って欲しい、理解して欲しいとの思いが、この様な形で実現でき、大変嬉しく思っております。

ラオスの民族衣装の深瀬さんと安井さん
私が読書支援という活動をラオスの人たちと共に実施していく中で「ラオス語の壁」があり、すでにラオスで作家として、また「山の図書館」活動をしていらっしゃった安井さんを知り、通訳やら、様々なアドバイスをいただいてきました。「小柄な女性なのにとってもパワフル」という安井さんの第一印象は、今でも変わりません。
安井さんはラオスの少数民族の一つである「モン族」を支援されています。首都ヴィエンチャン郊外のシヴィライ村の女性たちが製作した刺繍製品を買い取り、現金収入を支え、これが日々の生活費、子供の学用品や薬代として使われています。寄付を得るのではなく、自らの労働の対価として正当な収入を得る道を作る支援をしているということです。モンの女性が作る刺繍製品には、その丁寧さ、デザインの素晴らしさに定評がありますが、「自立した女性」の誇りも縫い込まれているのでしょう。
私が以前訪問したラオスの村でも、年配の女性が家の外で楽しそうに刺繍している姿を見かけました。その家の横では作った刺繍製品の 販売もしていました。その誇らしい日焼けした笑顔が忘れられません。私自身、これらの刺繍製品の国内での販売に携わり、少しでも安井さんのお気持ちに寄り添い、モンの女性たちの支援ができればと思っています。
私が初めてラオスを訪問してからの、この10年間のラオスの経済発展は驚くばかりです。しかし、一歩ラオスの「内側」に入りますと、どこか昔懐かしい日常の暮らしが見えてきます。そこには笑顔を絶やさないラオスの人たちがおり、その笑顔に魅せられています。
皆様、もっともっとラオスを好きになって下さい。そして読書支援活動をはじめ多くのラオス支援にご支援・ご協力をお願いいたします。



中学生・高校生の参加
今回の女性デーの新たな展開は、日ごろ国際交流やラオスに関心の深い英和学院の生徒さんたちが、会場に駆けつけてくださったことです。ラオスの子どもたちへと全校を挙げて絵画制作に取り組んでくれました。これらの絵画は安 井さんや深瀬さんのご協力によりラオスに届けることになっています。
     
中学生高校生はメッセージを披露       会場入り口を飾った生徒さんからの沢山の絵画


交流バザー
出店は5団体でおなじみの顔と再会しました。今年もみやぎジョネットの草野さんを通して仕入れた被災地支援品の油麩・海苔などと、モン族の刺繍品、珍しいラオスの塩、講師の著作本を販売しました。深瀬さんがずっと店番をしてくださり、多くの方が最後まで楽しそうに行き来していました。安井さんは本を買った方に丁寧に応対しながらサインされ、行列ができていました。

  賑わう手作りバザーの交流会
出店団体
アジアの女性と子どもネットワーク
ファイバーリサイクルネットワーク
チーム ピース チャレンジャー
まどか工房、 国連ウィメン日本協会よこはま

生徒さんからの感想

静岡英和女学院 高2 M.H
私たちは、3月5日に国際女性デーの一環として国連ウィメン日本協会よこはまのイベントに参加しました。国際女性デーとは、女性の権利と世界平和を目指す、国連で定められている日です。東南アジアはもちろんですが、『男は仕事、女は家事』という概念や、ドメスティックバイオレンス、企業における雇用 給与格差など、日本国内でも女性の権利問題は未だ解決できていないと思います。
今回のイベントには、ラオスに子ども図書館を設立したエッセイストの安井清子さんをお招きして体験談に基づく講演をきくことができました。安井さんが貢献したラオスの少数民族であるモン族は女性の立場は低かったそうです。しかし、安井さんの小さな活動がラオスのモン族の女性たちに大きな影響を与え、前よりかは、女性の権利も高くなったと言われます。安井さんは現地のこどもたちの教育状況に目をつけられ、文字を読み書きできないこどもたちと絵本でコミュニケーションを取りました。金銭面などの辛いことにも幾度となく立ち向かわれました。安井さんは最後に夢の実現に向けて努力できることは幸せであるとおっしゃっていました。世界には、私たちの知らないところで飢餓や紛争、貧困の中にあるこどもたちが多くいます。それと同時に夢に向かって努力できないこども、夢さえ持てないこどもが多くいると言います。
いま私たちが学校へ行き教育を受けられること、最低限以上の贅沢を求めて生活していることは本当に幸せなことなんだなと改めて考え直すことができました。安井さんのように自ら行動に移し理想を現実に変えることのできる女性はたくましく、偉大です。今回の講演でこれから女性としてどう生きるか考えさせられました。また東洋英和、静岡英和、山梨英和の3英和でそれぞれの学校について交流を持つことができました。お互いの良いところを共有したり改めて静岡英和の良いところを再確認できたりと、良い機会となりました。

静岡英和女学院 高2 T.Y
私は今回の講演に来るまでラオスという国があることさえ知りませんでした。そしてその国が発展途上国ということも、当然知りませんでした。そのため、聞くことすべてがとても興味を引きました。私はお話の中ででてきた「相手のことを理解する」という言葉が、心に深くささりました。
安井さんはラオスと聞いて、力が無いと世間の人は思うかも知れないけれど、そんなことはなく、現地の人々は、とても素晴らしい力を持っている。そして、その力を発揮できるように、時間をかけて援助することが大切なのだと、おっしゃっていました。確かに私たちは、裕福な生活をするあまり、上から目線になってしまっているところがあるのではないか、と思いました。
生活を助けてあげている。より良い生活を送れるように支援してあげている。この様に、私たちはいつの間にか支援をこのように思ってしまっているような気がします。そしてそれはただの自己満足ではないでしょうか。私はもっと自分を低く考えるべきだと、改めて思わされました。また、モンの民族の人たちはとっても家族思いです。家のお手伝いは当たり前のこと、妹や弟の面倒もよく見ます。安井さんが見せて下さった動画の映像に映る、モン族の人々は、お互いを大切に思い、本当に支え合って生きているのだなと感じました。
夫婦のみの世帯や、単族世帯が増えている日本において、モン族の人たちのような、人間同士のぬくもりが必要なのではないか。と思いました。私たちはモン族の人々に比べて、便利で裕福な生活をしているけれど、心さみしく生活している人は多いのではないでしょうか。便利で裕福な暮らしばかりが、幸せではない。そう思いました。
図書館に通う子供たちは、片道一時間かかる学校と家の手伝いの合間をぬってやって来るそうです。そんな子供たちの憩いの場所である図書館で安井さんが思うことは、「子供たちに大きな夢を持ってほしい」と言うことでした。村での忙しい生活の中で図書館に通い、たくさんの本を読み、広い世界と出会ってほしい。そして夢を持って欲しいと。また、このようにおっしゃっていました。「夢に向かって努力できることは幸せだ」と。私たちは将来の夢になれるかなれないかは分からないけれど、そのスタート地点に立つチャンスは与えられています。そして夢に向かって努力できる環境が与えられています。けれどもモンの民族の子供はそのチャンスがとっても少ないのです。私たちは夢に向かって歩めることがいかに幸せなことか、もっと良く考えるべきだと思いました。そしてラオスと日本、お互いにお互いの良さをみつけつつ、どちらが上でもない。そんな人々のかかわりがあればいいなと思いました。

静岡英和女学院 中3 M.M
私は、国際女性デーに参加して、自分が置かれている立場について改めて考えさせられました。
講演をして下さった安井さんは、ラオスのモン族の為に図書館を運営しています。その図書館の子供達に本の読み聞かせをする図書館員だった女性の話を聞いた時、私は衝撃を受けました。その女性は、家族の元を離れてでも図書館員を続けたかったのですが、ラオスではそれは許されないので、彼女は自殺してしまったのです。本を読む面白さや、人のために何かをできる喜びを知っている女性の願いと命が奪われてしまい残念に思いました。
講演で特に心に残った言葉は、夢が叶っても叶わなくても、夢の実現にむけて努力できることが幸せだという言葉です。世界には、毎日生きるために働くことしかできず、夢を持つ事を知らない人がいるのです。私は、夢にむかって努力できる人としてすべきことをしていきたいです。

山梨英和高等学校 2年 N.R
今回、国際女性フォーラムに参加させていただき、様々なことを学びました。今まで私は、世界の女性問題についてあまりよく考えたことがありませんでした。しかし、今回のイベントに参加したことによって世界にはまだ男女での扱いの違いや女だからといった理由で教育を受けられないといったことがあることを知り、同じ女性として考えなくてはならないことが多くあることを知りました。
また、安井先生の講演はとても興味深く、とりわけ言葉の壁があってもその人達と関わっていくことによって自然と言葉の壁は取り除かれコミュニケーションを取っていけるということに感心しました。また、難民キャンプでモン族の人々との交流を持ち、そこから文字を持たないモン族の人々と一緒に絵本を作り、図書館を作っていくというプロジェクトに驚きました。民族の特徴を生かし、一緒に本を作っていくという現地の人との関わりを大切していく安井さんは本当素晴らしい方だと思います。そして、最後に安井さんが仰っていた、子どものうちから広い世界を見て大きな夢を持ち、夢に向かって努力できる人になってほしいという言葉に感銘を受けました。
私も今回のイベントを機に、何らかの形で世界で苦しんでいる人や平和に暮らせない人を支援する活動に積極的に参加したいと思いました。

山梨英和高等学校 2年 N.M
今日はお招きいただきましありがとうございました。このような素晴らしいところに参加できたことをとても嬉しく思います。安井さんのお話はとても興味深かったです。
私は、支援とは「してあげる側」と「してもらう側」にきっぱり別れた一方的な行為と思っていました。しかし本当の支援とは、同じ立場に立ちお互いを理解して、一緒に協力して作り上げていくことだと安井さんのお話を聴いて思いました。そしてなぜ図書館を作るかという質問に「文字を読めるようになってほしいが、何より本を通して子どもたちに夢を持ってほしい」と答えられていたことがとても印象的でした。本は想像力や発想力を豊かにしてくれるものだ、ということを子どもたちに知ってほしいという安井さんの強い思いがこの活動に影響しているのだと感銘を受けました。支援とはお金だけだはなくいろいろな支援の仕方があるのだと思いました。私も将来、安井さんのように気持ちを行動にできる女性になりたいと思いました。

山梨英和高等学校 2年 Y.K
私は以前から貧困や女性問題に興味があり、本を読んだり海外で活動している人の話を聞いたりしてきました。3月8日は国際女性デーということで、ラオスで活躍されている方のお話が聞けるというので参加してみようと思いました。この会の前に女性の問題について本で読み、世界の様々な場所で今だに大変なことが起きていることを認識しました。
私が今まで聞いた活動の多くは、学校を建てたり、井戸を作ったり、先生として行ったりというようなものでした。図書館を建てるという活動をしている人は初めてだったのでとても興味深くお話を聞くことができました。また、安井さんは図書館をただ建てるだけではなく、村の人と一緒に作り、モン族のお話を本にしたり、子供たちと一緒に本を作ったり、こんな活動の仕方もあるんだと新しい発見をすることが出来ました。
最後に、安井さんから"大きく羽ばたけ"という言葉を送っていただきました。これからも、多くのことに挑戦し、しっかり活動できる人になりたいです。

山梨英和中学校 3年 K.Y
昨年9月私はウォーカソンを通して英和の全校生徒が支援しているダルニー奨学生の住む国ラオスを学校の代表として訪問しました。奨学生の通うラオスの小学校では児童たちは教科書1冊を数人で見ており日本の学校には普通にある『本』の存在のありがたさを改めて感じる体験をしました。今回の講演会の安井先生の「厳しい環境にいるから色々な絵本のページをめくって大きな夢を持ち広い世界を受け入れる子供になってほしい」という願いに心が打たれました。人々は自分の置かれた状況を容易に変えることは出来ませんが『夢』は誰でも持つことが出来ます。この講演会のテーマであるエンパワーメントつまり人々に夢や希望を与え、勇気付け、人が本来持っている素晴らしい生きる力を湧き出せる場を世界全体で作って行かなくてはいけないと思いました。私も自分の『夢』を実現できるよう感謝の気持ちを忘れず努力し行動できる人になりたいです。

東洋英和女学院 高3 T.H
このイベントに参加させていただき、貴重なお話を伺えたこと、また多くの方と出会えたことを嬉しく思います。
私の学校は、約130年前にカナダの婦人宣教師によって建てられた女子校です。私は幼稚園から東洋英和女学院で学んでいますが、教育において不自由なことは何もありません。女の子だから、といって教育が受けられないことはないですし、登下校に不安や苦労を覚えることもありません。学校に行くのは当たり前のことです。また私の学校では、産休や育休を利用し、育児と仕事を両立している女性の先生がたくさんいます。しかし、課題図書の「世界の女性問題」を読み、世界ではまだまだ女子教育が不足していること、日本でも未だに女性の立場が弱いことを改めて認識しました。
 しかし、女性だからこそできる働きもあると思います。講演してくださった安井清子先生の「ラオス 山の村に図書館ができた」では、図書館で働く女性たちの母性が活かされているように思いました。また彼女たちも、家で家事に徹しているときには感じられない、「誰かの役に立てている」というやりがいを得ることができたのではないでしょうか。
 男女で分業ではなく、男女それぞれ、もっと言えば個々がもつ力を活かしていける社会になればと思います。そのためには自分の持つ力を認識するために、またその力を活かす夢を見つけるために、そしてその夢に向かって努力するために、教育は大きな力があると感じました。つまりエンパワーメントの土台となるのは、教育であると思います。女性のエンパワーメントを進めていくことは、よりよい社会の形成に繋がるはずです。

東洋英和女学院 高3 I.T
私は今回、特別授業の一環として参加していた円卓ディスカッションの関係で、このイベントに参加する機会を頂きました。実は発展途上国への支援などにはさほど詳しくなく、学校の行う企画に参加していたのみだったため、今回の安井さんのお話には、新しい発見が多くありました。その中でも私は、「子どもたちに広い世界、夢を見てほしい」というその信念の為に、故郷から遠く離れた地に長期間滞在し、地域の人達と一体となって図書館を作る安井さんの真摯な姿に感銘を受けました。私も、地歴部の活動で日本の女性の地位の変化について詳しく調べたため、知識としてはそういったものは持っていましたが、いざ何か行動を起こせるかと問われると、尻込みをしてしまうと思います。安井さんと同じことは出来ないとは思いますが、今回学んだことから、自分には一体何が出来るのか、そして何をしていくべきなのかを考えたいと思いました。同時に、高校と大学の転換点であるこの時期に、このような貴重な機会を持てたこと、そして今後とも教育を受けられることに感謝したいです。

東洋英和女学院 高3 S.I
私は今回この催しに参加することで、改めて性差別をなくすというのはどういうことか考えさせられました。近年女性の活躍が特に活発に唱えられ、少しずつではありますが女性の地位が向上されてきているように思います。男女が性差別なく能力を発揮していくことは、より社会を活性化していくことにつながると思います。しかし、女性が活躍することに注目が集まる一方、男性の立場がないがしろにされるようなことは決してあってはならないと思います。私は女性として、またこれから社会に出ていく学生として、女性の将来の選択肢が昔より広がっていることをとても嬉しく思いますが、女性に焦点を当てるだけでは、本当の意味での男女平等は実現しないと思います。今まであまり表舞台に出る機会の少なかった女性の能力を引き出しつつも、いかに全ての人々が個々の強みを生かしていきやすい環境を実現していけるかということをより考えていくべきだと思います。

東洋英和女学院 高3 N.H
この講演会を通して、まずは日本から、女性の活躍が顕著になってほしいと強く感じました。近年、三英和の生徒達も含めて高学歴な女性が増え、学歴の面ではほとんど男女平等と言っても過言ではないほどです。また、今は日本の経済を支えてきた団塊世代の方々の引退の時期でもあり、働きたいという意志を持つ女性の能力を最大限に引き出すことが大切だと思います。そのために、国や地方公共団体が制度を整えることはもちろん必要ですが、それよりも、女性は家庭内の仕事中心であるという社会の常識を完全に無くすことがもっとも先決であると感じました。
 私が講演会で最も印象に残ったのは、小さなナリーちゃんがけなげにも自分と同身長の弟を背負い続ける姿でした。村の子どもたちは、私たち日本人とは違い、水汲みや薪運び、畑の手伝い、そして弟や妹の世話を当たり前のようにこなしています。そんな子どもたちのために、絵本を通して新しい世界を広げる活動をしていらっしゃる安井さんは素敵だなと思いました。そして、安井さんが活躍する姿が多くの女性に勇気を与え、女性のエンパワーメントにつながることを祈っています。

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